この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第4章 04
光政と物別れして以来、放課後は、来月行われる体育祭で800M走に出場するための走り込みと受験勉強と道場通いをしている。

武道は就きたい職業のために柔道を習い始めていた。

自分の生活ペースに戻ったんだけど、常に頭の中は結愛花の悩みでいっぱい。

どうやって守るか…今のあたしには、事が起きてからじゃなければ動きようがない。

一度、結愛花と話をした。

怯えさせないよう遠回しに、弟の莉壱には気を付けて、そう言うつもりで話を始めたのに…

「兄弟なんだから仲良くして欲しいの」

長谷川くんからどこまで話を聞かされているのか予想がつかない…

結愛花自身が狙われていることを知っているのか?

知っててそんな甘いことを言うのか…

心優しい結愛花には人が争うなんて考えられないんだろう。

純粋さが結愛花の可愛いところでもあるんだけど…

危機感が全くない結愛花をどうやって守ろうか…

「ゆめ、絶対に長谷川くんの手を離さないように。ね?」

そう暗示をかけることしか出来なかった。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ