この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第6章 06
「ひょっとして、俺と付き合ってるって知られたくない?」

「ははっ、体育祭のアレでもう知られてるよ」

「誰に?」

誰って…長谷川くんって言わせたいのかな?

「クラスの半分くらいの人に。あの後大変だったんだから…」

本当に大変だった。

あの黒尽くめは誰?って騒がれて、長谷川くんの弟だって答えていいか分からなくて結局、『よく知らない人』で押し通した。

実際よく知らないけど…

「ふーん」

興味無さそうに返事をするとあたしの膝の上に頭を乗せ体を横たわらせる。

「後ろの座席でもシートベルトはして下さい」

真面目を装って注意したら、あたしの腕をとって自分の胸の上に置く莉壱。

「はい、シートベルトしたよ。都羽、スマホ」

えらそうなクソガキっ!

あたしの腕はベルトじゃないっつーの。

それにあたしのスマホを寄越せって、この手は何なのよっ。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ