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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第1章 瑞希×沙羅 - 夢の中で
王子様の手がパジャマのボタンを外して行く。
寝るときはノーブラな私はボタンを外されただけで素肌が露になった。
胸の輪郭を指で円を描くように這って行き、もう片方の手は胸を優しく包んで軽く揉むだけで、物足りない。
焦らされてどうしようもなくなってくる。
それでも自分からお願いなんてできない。
だから私は我慢する。
王子様が私の感じる場所を触ってくれるのを。
唇を離して首筋を這って胸まで降りてくる。
やっと欲しいところに手が届くと思っても胸全体を舐めて一番欲しいところには触れてくれない。
触って欲しくて、舐めて欲しくて我慢ができなくなる。
「…焦らさないで…触ってください…」
そう懇願しても意地悪な笑みを浮かべる。
「お望みのままに触っていますよ」
「…」
触って欲しいところを口にしないと触ってもらえないと気が付く。
私の意のままに…
私が口で望まない限りそれは訪れない…
王子様の言葉の意味を初めて理解する。
恥ずかしいけど…このまま続けられる方が地獄だと感じた。
これは夢なのだから普段は言えないことも言っていいのだと自分に呪文をかける。
寝るときはノーブラな私はボタンを外されただけで素肌が露になった。
胸の輪郭を指で円を描くように這って行き、もう片方の手は胸を優しく包んで軽く揉むだけで、物足りない。
焦らされてどうしようもなくなってくる。
それでも自分からお願いなんてできない。
だから私は我慢する。
王子様が私の感じる場所を触ってくれるのを。
唇を離して首筋を這って胸まで降りてくる。
やっと欲しいところに手が届くと思っても胸全体を舐めて一番欲しいところには触れてくれない。
触って欲しくて、舐めて欲しくて我慢ができなくなる。
「…焦らさないで…触ってください…」
そう懇願しても意地悪な笑みを浮かべる。
「お望みのままに触っていますよ」
「…」
触って欲しいところを口にしないと触ってもらえないと気が付く。
私の意のままに…
私が口で望まない限りそれは訪れない…
王子様の言葉の意味を初めて理解する。
恥ずかしいけど…このまま続けられる方が地獄だと感じた。
これは夢なのだから普段は言えないことも言っていいのだと自分に呪文をかける。