この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貴方の心と身体を癒してさしあげます
第1章 瑞希×沙羅 - 夢の中で
「お代は何と書いてありましたか?」
お代…
『あなたの寂しい心と体を癒します。
犯罪行為以外であれば我々はあなたの意のままに
お代はあなたの心をいただきます』
「私の心…」
「はい。瑞希の心が私は欲しい…心とは何ですか?」
ココロ…
こころ…
心…
「貴方を思う…気持ち…?」
自信なさげに聞いてみる。
「はい。私は瑞希の気持ちが欲しいのです…どうやったら私にくれますか?何をして差し上げたらくれますか?」
その言葉にある言葉が胸の中に広がっていく。
私が今欲しい物。
私の気持ちと引き換えにしてもいいぐらい欲しい物。
それは…
「あなたが欲しい…あなたの全てが…欲しい」
私の言葉と同時に、ポトリと何かが落ちて床を転がり壁に当たって止る音が聞こえた。
顔を動かし見ようとすると、王子様の手によって阻止され、王子様のほうに顔を向けさせられ眼があう。
先ほどの答えが正解だったのか、王子様は口角を上げて満足げに微笑んだ。
お代…
『あなたの寂しい心と体を癒します。
犯罪行為以外であれば我々はあなたの意のままに
お代はあなたの心をいただきます』
「私の心…」
「はい。瑞希の心が私は欲しい…心とは何ですか?」
ココロ…
こころ…
心…
「貴方を思う…気持ち…?」
自信なさげに聞いてみる。
「はい。私は瑞希の気持ちが欲しいのです…どうやったら私にくれますか?何をして差し上げたらくれますか?」
その言葉にある言葉が胸の中に広がっていく。
私が今欲しい物。
私の気持ちと引き換えにしてもいいぐらい欲しい物。
それは…
「あなたが欲しい…あなたの全てが…欲しい」
私の言葉と同時に、ポトリと何かが落ちて床を転がり壁に当たって止る音が聞こえた。
顔を動かし見ようとすると、王子様の手によって阻止され、王子様のほうに顔を向けさせられ眼があう。
先ほどの答えが正解だったのか、王子様は口角を上げて満足げに微笑んだ。