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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第2章 愁子×沙羅 - 桜の散る頃に
愁子に促されるままに別荘の中に入る。
玄関を入れば21畳もあるリビングにカラマツの板張りで木の温もりを感じる暖かな部屋。
南向きには壁一面の大きな窓が外の光を部屋いっぱいに取り込んでいた。
外観からも良くわかるがかなり広い別荘。
そこに彼女は一人だと言った。
「沙羅さん。二階の部屋を使ってくださいね。」
二階に上がりながら簡単に室内の説明をしてくれる。
私が通された部屋は8畳ほどあるゲストルーム。
キングサイズのローベッドがひとつとライティングビューローで統一されていた。
開いている窓から入る風が心地よい。
その横の扉を開けると大理石でできたバスルーム。
これとは別に露天風呂があるとのことで、かなりの大きさが分かる。
「露天の方にはお湯をいれてないの。こちらのお風呂で我慢してちょうだいね。とりあえずはお風呂に入ってゆっくりしてらして。その間に夕食の支度を整えておくから」
愁子はそう言って私を残して出て行った。
湯が溜まるのを待って足が伸ばせるほど大きな風呂につかる。
彼女が何に憂い、何を求めるかを思案しながら時は過ぎていく。
玄関を入れば21畳もあるリビングにカラマツの板張りで木の温もりを感じる暖かな部屋。
南向きには壁一面の大きな窓が外の光を部屋いっぱいに取り込んでいた。
外観からも良くわかるがかなり広い別荘。
そこに彼女は一人だと言った。
「沙羅さん。二階の部屋を使ってくださいね。」
二階に上がりながら簡単に室内の説明をしてくれる。
私が通された部屋は8畳ほどあるゲストルーム。
キングサイズのローベッドがひとつとライティングビューローで統一されていた。
開いている窓から入る風が心地よい。
その横の扉を開けると大理石でできたバスルーム。
これとは別に露天風呂があるとのことで、かなりの大きさが分かる。
「露天の方にはお湯をいれてないの。こちらのお風呂で我慢してちょうだいね。とりあえずはお風呂に入ってゆっくりしてらして。その間に夕食の支度を整えておくから」
愁子はそう言って私を残して出て行った。
湯が溜まるのを待って足が伸ばせるほど大きな風呂につかる。
彼女が何に憂い、何を求めるかを思案しながら時は過ぎていく。