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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第1章 瑞希×沙羅 - 夢の中で
「起きてください、瑞希」
甘ったるい声で目が覚める。
重たい瞼を開けてみればそこには願ったとおりの王子様。
「王子様…会いに来てくれたんだ~」
「はい。ご用命だとお聞きしましたのでうかがいましたよ。瑞希」
少し低い、それでも穏やかな声で名前を呼んでくれる。
「ふふふっ私の夢にいらっしゃ~い」
王子様の首に腕を回し抱きついてみる。
嫌がることはなく私の背中に腕を回しながら起き上がらせてくれる。
「これは…夢なのですか?」
「ええ。そうよ。王子様の夢が見れますようにってベッドに入ったから。じゃないと王子様が私の部屋にいること自体成り立たないわよ」
「そういうことにしておきましょう…」
王子様が小さくつぶやいた言葉など耳にも入らずに擦り寄っていく。
久しぶりの男の感触に気持ちが高ぶってくる。
「瑞希…今日は何をご希望なさいますか?」
「ご希望?」
「さようです。私は瑞希の意のままに何でも叶えて差し上げます…心も身体も」
「身体も…?」
「はい。瑞希が望むのであれば」
甘ったるい声で目が覚める。
重たい瞼を開けてみればそこには願ったとおりの王子様。
「王子様…会いに来てくれたんだ~」
「はい。ご用命だとお聞きしましたのでうかがいましたよ。瑞希」
少し低い、それでも穏やかな声で名前を呼んでくれる。
「ふふふっ私の夢にいらっしゃ~い」
王子様の首に腕を回し抱きついてみる。
嫌がることはなく私の背中に腕を回しながら起き上がらせてくれる。
「これは…夢なのですか?」
「ええ。そうよ。王子様の夢が見れますようにってベッドに入ったから。じゃないと王子様が私の部屋にいること自体成り立たないわよ」
「そういうことにしておきましょう…」
王子様が小さくつぶやいた言葉など耳にも入らずに擦り寄っていく。
久しぶりの男の感触に気持ちが高ぶってくる。
「瑞希…今日は何をご希望なさいますか?」
「ご希望?」
「さようです。私は瑞希の意のままに何でも叶えて差し上げます…心も身体も」
「身体も…?」
「はい。瑞希が望むのであれば」