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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第2章 愁子×沙羅 - 桜の散る頃に
『愁子へ
この一年は私にとって、かけがえのない一年だった。
君は後悔しているかもしれないが、僕は愁子と出会った事を後悔していない。
出会えてよかったと思っている。
泣かせる結果になってしまったけど、出会えてよかったと思っているよ。
君の笑顔が僕は好きだった。
君を見ると、いつも素敵な笑顔で私を見ていてくれたね。
それが僕の幸せだった。
そして君が『抱いてください』と口にした時、僕がどんなにうれしかったか。
君は知らないだろうね。
君が僕を好きになるずっと前から、僕は君を好きだった。
出会った瞬間に恋に落ちてしまったというべきかな?
だから、ものすごくうれしかったんだよ。
フランス留学の話は本当に悩んだ。
君と一緒に過ごす人生も考えた。
だけど、君が思っているほど甘くはない…
それを知っているから、僕は君と離れることを決意した。
君には幸せになってほしいから。
笑顔でずっといてほしいから。
最後に君に触れたかった、愛し合いたかった。
それさえも君は許してくれなかった。
僕がそこまで追い詰めた。
ごめんね。愁子。
僕と会わなければきっと愁子に悲しい思いをさせずにすんだのに…
だけど、僕は愁子と出会えてよかったと思っている。
悲しませることになったとしても出会えてよかったと思っているよ。
愁子、心から君を愛している。
きっと、君以上に愛せる人はできないだろう。
僕の心はいつまでも君の物だよ…愁子』
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