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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第2章 愁子×沙羅 - 桜の散る頃に
どのくらい寝てしまったのか…私の髪を掻き揚げ手の感触で目を覚ましてしまう。
顔を上げて、髪を触る人を見上げる。

「やっと会えたね…愁子」

30年も経てば良くも悪くも人は変るが、私の目の前に立つ彼は、若かった時の面影が残っていて一目で彼だと分かった。。
白髪が少し目立ち、当時はかけていなかったメガネをかけていてたが、ダークブラウンのスーツをスマートに着こなしてそこに佇んでいた。
言葉は出てこずに、涙だけが流れ出す。
涙でかすむ彼を、ただ見てるしかできなかった。

「愁子?ずっと会いたかった…」

彼の手が涙を拭くために頬に触れた。
久しぶりに触れる彼の温もりに自然と身体が反応する。
30年たっても私の身体は覚えている。

「まっ…真咲さん…」

それだけ言うのが精一杯だった
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