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第2章 愁子×沙羅　－　桜の散る頃に

「愁子…長い間またせて悪かった…待たせた分、それ以上に君を幸せにするから…籍は入れなくていいから…僕と…結婚してください。」

彼は私の中に入ったまま、世界で一番素敵なプロポーズをしてくれる。

「真咲さん…もちろんです。私をあなたの奥さんにしてください」

2人は見つめ合って自然と唇を重ね合わせる。
そして、2人の長く甘い夜は舞い散る桜と共に舞い上がり儚くも美しく舞い上がっていく。