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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第3章 藤子×都筑 - マテ貝で繋がる願望
「教えて?」
お兄さんに見入っていた私はハッと我に返った。
「ですね。まず、鍬で少しずつ砂を掘ってくださいね。穴をつぶさないでください。」
「こう?」
私が教えるとお兄さんは言われた通り掘り始める。
そうしたら小さな穴がいくつも顔を出す。
「上手ですよ。そして、この穴に塩を入れて…マテ貝って急激な塩分の変化に驚いてでてきちゃうんですよ…ほら、穴の中の水が動いてるでしょう?そろそろ浮き上がってきますよ…今です!!引っ張って!!」
私の声と共にお兄さんは穴から出てきたマテ貝を掴み、見事に引っこ抜いて見せる。
大きさも5センチほどで見事なマテ貝だった。
「すげ~。すげ~。マテ貝、取れちゃったよ~・・・えっ…と、名前なに?」
取れたことを喜びながら私の名前を聞いてくる。
警戒心を全く感じさせないお兄さんに私は躊躇なく自分の名前を告げる。
「藤子です」
「藤子ちゃんね。藤子ちゃんのおかげだわ。サンキューな」
お兄さんに見入っていた私はハッと我に返った。
「ですね。まず、鍬で少しずつ砂を掘ってくださいね。穴をつぶさないでください。」
「こう?」
私が教えるとお兄さんは言われた通り掘り始める。
そうしたら小さな穴がいくつも顔を出す。
「上手ですよ。そして、この穴に塩を入れて…マテ貝って急激な塩分の変化に驚いてでてきちゃうんですよ…ほら、穴の中の水が動いてるでしょう?そろそろ浮き上がってきますよ…今です!!引っ張って!!」
私の声と共にお兄さんは穴から出てきたマテ貝を掴み、見事に引っこ抜いて見せる。
大きさも5センチほどで見事なマテ貝だった。
「すげ~。すげ~。マテ貝、取れちゃったよ~・・・えっ…と、名前なに?」
取れたことを喜びながら私の名前を聞いてくる。
警戒心を全く感じさせないお兄さんに私は躊躇なく自分の名前を告げる。
「藤子です」
「藤子ちゃんね。藤子ちゃんのおかげだわ。サンキューな」