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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第3章 藤子×都筑 - マテ貝で繋がる願望
そして、最後に私のお気に入りの場所、島の南側らにある山の山頂辺りにある展望台に案内をした。
水平線に落ちる夕日がきれいで有名な場所だった。
今の時間は何もない海だけど、私はそれが好きだった。
風の音と、鳥の鳴き声を聞きながら、人が集まってくる夕方までこの場所でのんびりするのが私の休日の過ごし方でもあった。
「ここ…いいねっ」
彼の一言で私もうれしくなる。
同じ物を見て、同じことを思う。
ここ最近なかった想いだった。
「夕日もきれいだけど、私はこの時間が好き」
海側に向けて設置してあるベンチに案内して2人仲良く腰掛ける。
「それ分かる。夕日ってきれいだけど、何か終わる感じがするんだよなぁ…どっちかっていうと、朝陽が好きかな」
そう言いながら彼は私の膝の上にごろんと転がってくる。
いきなりの彼の行動に私はどうしていいのか分からずに固まってしまう。
私の事は気にしないで彼は腕を組んで、私に膝枕をされたまま、じっと海を眺めていた。
初めはどうしていいかわからなかった私も段々と落ち着いてきて、海を眺める彼を見つめた。
水平線に落ちる夕日がきれいで有名な場所だった。
今の時間は何もない海だけど、私はそれが好きだった。
風の音と、鳥の鳴き声を聞きながら、人が集まってくる夕方までこの場所でのんびりするのが私の休日の過ごし方でもあった。
「ここ…いいねっ」
彼の一言で私もうれしくなる。
同じ物を見て、同じことを思う。
ここ最近なかった想いだった。
「夕日もきれいだけど、私はこの時間が好き」
海側に向けて設置してあるベンチに案内して2人仲良く腰掛ける。
「それ分かる。夕日ってきれいだけど、何か終わる感じがするんだよなぁ…どっちかっていうと、朝陽が好きかな」
そう言いながら彼は私の膝の上にごろんと転がってくる。
いきなりの彼の行動に私はどうしていいのか分からずに固まってしまう。
私の事は気にしないで彼は腕を組んで、私に膝枕をされたまま、じっと海を眺めていた。
初めはどうしていいかわからなかった私も段々と落ち着いてきて、海を眺める彼を見つめた。