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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第3章 藤子×都筑 - マテ貝で繋がる願望
「ねぇ。藤子。なんでそこにボタン?」
私の襟元を見て不思議そうに聞いてくる。
浴衣の襟には普通は付いていないボタンがついていた。
「これ?…寝てる時にはだけないように…一応裾の方もヒモだけどついてるの」
「へぇ~…じゃあ、朝起きて帯が解けてってことにはならないんだ」
「えっ…?」
ただの一般論なのに動揺してしまう。
「…うん…はだけなかったら…浴衣が楽だよ…」
「だから、藤子は浴衣なんだ」
彼は一人、納得してビールを全部飲み干してしまう。
私は慌てて立ち上がって、冷蔵庫からビールを持ってきて渡し、今度は横向きで座った。
「ありがとう…藤子はあんまり飲まないの?」
全然減らないビールを指さして聞いてくる。
「1本で十分…すぐに酔っちゃうから…」
「今日は酔いなよ。俺がいるからさっ」
その言葉に俯いて顔を上げられなくなる。
私の襟元を見て不思議そうに聞いてくる。
浴衣の襟には普通は付いていないボタンがついていた。
「これ?…寝てる時にはだけないように…一応裾の方もヒモだけどついてるの」
「へぇ~…じゃあ、朝起きて帯が解けてってことにはならないんだ」
「えっ…?」
ただの一般論なのに動揺してしまう。
「…うん…はだけなかったら…浴衣が楽だよ…」
「だから、藤子は浴衣なんだ」
彼は一人、納得してビールを全部飲み干してしまう。
私は慌てて立ち上がって、冷蔵庫からビールを持ってきて渡し、今度は横向きで座った。
「ありがとう…藤子はあんまり飲まないの?」
全然減らないビールを指さして聞いてくる。
「1本で十分…すぐに酔っちゃうから…」
「今日は酔いなよ。俺がいるからさっ」
その言葉に俯いて顔を上げられなくなる。