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貴方の心と身体を癒してさしあげます
第3章 藤子×都筑 - マテ貝で繋がる願望
クスクス笑い声が頭の上から聞こえている。
子供っぽいって思われたかな?
少し落ち込んでしまう。
彼の腕が伸びてきて私のビールを取り上げらえた。
何で?って思いながら顔を上げようとしたら、頭に手を回されて彼の胸に引き寄せられた。
バランスを崩して全体重を彼にかける状態になってしまった。
慌てて離れようとしても彼の力が強すぎて動く事ができなかった。

「飲めないなら…飲まなくていいから、傍にいて」

頭の上から聞こえてくる、彼のせつない声。
そんな声聞いてしまえば逆らえなくなって、両腕を彼の身体に巻き付けた。
ぴったりとくっついて彼の体温を感じた。
彼は私の身体を浴衣の上から摩りながらビールを飲んで行く。
私のビールまで飲んでしまった。
それに気が付いた私は新しいビールを取りに立ち上がり彼の元を離れようとした。
だけど、手を捉えて強引に引き寄せられて、また彼の腕の中にすっぽりとおさまってしまった。
それもまた後ろから羽交い絞めにされる形で
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