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あなた、エロい女でごめんなさい
第6章 同窓会は....密の味
「鳴海に拒否権なーしー
結城の映像が流れてもいいのかよ」

鳴海君はそう言われ顔を歪ませた

「結城さんは....もちろん参加してくれるよねー?」

キスされちゃいそうなくらいの距離で山下君が言ってくる

......ドクン
心臓がキュッて鳴る

その二次会が何を意味しているか
..........大人になった私達には分かっていた

コクン
頷くだけの返事

「いい子だねー」

「汚ねーぞ、おまえらー!!」

「鳴海に、そんな事言える資格あるのかよ?」

「そうそう、さっきまですげー厭らしーい事しといてな」

「........ー!!」

「....逃げないでね?結城さん」

「夜8時に、705号室だから」

「......来なかったら......分かってるよね?」
そう言ってまた携帯をちらつかせてくる

「............わか....ってる」
力なく答えた

「....じゃねーまた夜ねー」

「......705号だからね、間違ったらダメだよ」

「..............」

「……………」

3人はバタンと非常扉を閉めて、意気揚々と出ていった

「..................」

「..........ごめん!!!」
鳴海君が頭を地面につける

「....あ....あやまら....ない....で」
動揺は抑えられず声が震えた

「........結城、逃げよ?」

そう言われて、少し迷ったけど
私は首を横に振った
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