パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 地下室で、乱・淫・猥

.............

....................街灯もない暗闇の中、木々が揺れる音がする

ザワザワと私の心の不安を表したような....音

無意識に足が速まる

..............嫌な予感がした

ドクンドクン....
よろめきながらひたすらはしる

遠くに灯りが見えてきた
....もう少し

......................だったのに


目の前に現れた人影によって、光は遮られた

見上げなきゃいけないくらいの
大きな男の人.....２人が、狭い道を塞ぐ

ドクンドクン
ドクンドクン

......怖い

ドクンドクンドクンドクン

体が動かない

「ヒュー可愛いーじゃん」
男の手に持っていたライトで顔を照らされた

「......のっ、の..いて....下さい」

やっとの思いで出た言葉は

「..........イヤだね」

簡単に拒否された

「お願い....のいてくれないなら、....誰か呼ぶから！」
と、携帯を取り出す

「出来るもんなら、やってみろよ」

強引に携帯を奪われ、雑木林に投げ捨てられた

「なっ！！」

「怒った顔も、そそるねぇ」

ニタニタ笑いながら近づいてくる

もう１人の男は私の後ろに回り込んだ

………挟まれた！！！

絶望と恐怖が一気に押し寄せる

「いっいゃーンッーーﾝﾂｰングッｰｰ」
叫ぼうとした声は、ハンカチによって塞がれた