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あなた、エロい女でごめんなさい
第9章 地下室で、乱・淫・猥
コーン....
キンコーン....カンコー
キンコーンカンコーン....

遠くからチャイムの音が響いてくる....

ガバッと上体を起こした

部屋の中は暗さを増し、時計の針の確認も出来ないほど....でも、時間は分かる

夕方の6時

さっきのチャイムがそのあかし

「......私、いつの間にか寝てしまってたよ
....いけない!夕飯の買い物!!」

慌てて淫らな残骸を片し、髪をときアップにまとめる

黒いベロアのワンピースに着替えて、上からニットコートを羽織った

「早くいかなきゃー
旦那が8時には帰ってくるのに」
1人呟きながら、玄関へと急ぐ

時計の針は、既に半を過ぎていた

ヒールの高いブーツで走ると、何もないところでもつまずきそうになる

「きゃっ」
よろめきながら、デパートへと向かった

「ハァハァハァ....」
最近、体力も落ちてきたな
息切れをする自分に突っ込みをいれてしまう

「野菜…炒…めで、いっかーハァ」
買い物カゴに、キャベツ..もやし..人参....と順に入れていき会計を済ませた

「今日は、久しぶりに旦那が早く帰る日なのに......」
もう7時20分かぁ
携帯の時刻を見て、悩む

........近道....しようかな

......................大丈夫だよね
暗いけどまだ8時もきてないし

....うん、こっちからいこ

明るくて、真っ直ぐな道から外れた私
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