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あなた、エロい女でごめんなさい
第12章 あなた、エロい女でごめんなさい
すぐ横にあるテーブルの、備え付けのボタンを、旦那が押した

1つのテレビに映し出された画像

「......あなたの町の電気屋さん」

「...................?」

旦那の言葉の意味を、直ぐには理解出来なかった

......でも

「................!!!」

「........ねぇ、よく撮れてるだろ?」

そこに居たのは、電気屋さんにイヤらしい事をされている私

「やっ!!!
消して!!!」

ボタンに手を伸ばそうとしても、旦那に片手で押さえつけられて、動けない

「ねぇ、蘭
ちゃんと観て?」

「やっやっ!!」
首を振って、そこを見ないようにした

「ほら、蘭みてごらん?」
旦那の手が、そっと私の顎を掴む

「........感じてる君、凄く厭らしくて綺麗だよ?」

旦那の言葉に誘われるかのように、
私の目はそれをとらえる

「「あぁー‥」」
画像から響いてくる官能的な声
エッチなシーン

......わ........たし、こんな顔して....るの?

そこには、快楽に溺れて嬉しそうに喘いでる私がいた

すごく気持ち良さそうで
感じてて
悦んで求めてる私

イヤらしく火照ってる躰

その......官能の渦に引き込まれそうになる


「......ねぇ、蘭
最高だろ?」

「..........は......ずかしぃ....ょ」

顔が、火照ってくる
..............でも、一番熱いのは、そこじゃないの
思わず脚を捩ってしまう

「........クスッ、そういう事ね?
蘭は、本当にエッチな子だね」
旦那はそう言って、画像に映る電気屋さんと同じようにしてきた

「あぁああ......ぃや....ふぅーンッ」
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