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契約的束縛・誘惑なる秘密
第29章 歓喜の一夜
もっと感じて欲しく、ぺニスを口内に含もうとしたら、霧斗が屈んで止められてしまった。私の口の中で射精しても良かったのに……。
「もういい、これだけ勃起すれば十分だ。それに……泣くなよ、惚れた女の涙には弱いんだ」
「それ、前にも聞いた」
「嬉しくても、悲しくても、美波に泣かれるのが一番辛い」
「……ん……」
霧斗の指が私の優しく涙を拭ってくれる。最後に泣いた時も、こうして涙を拭いてくれた……霧斗らしい優しさが、今なら分かるよ。
そんな霧斗は、少し照れたように私の頬に触れているけれど……。
「泣かせたくて言ったんじゃないぞ?」
「それも前に聞いた」
「あぁ、言ったな。美波だけは泣かせたくないんだ、俺に向かって笑っている方がいい。……俺の我が儘半分だが、美波が笑っていれば俺は何処までも強くなれるような気がする」
「霧斗は初めから強いよ。私を此処までにしてくれたのは霧斗じゃない、みんなだって同じ事を言うと思う」
「記憶が無いのに甘んじていたがな」
「それはまた違う問題……ひゃぁ!」
「された分は返さなくちゃな、たっぷりと責めてやる」
簡単に私を持ち上げベッドに押し倒し、霧斗の手で両脚を開かされてしまった。
霧斗の顔が私のオマ○コに近付く……息が掛かるくらい近いのに、何故かその先をくれない。
「いい眺めだ」
「焦らさないで……」
「ヴァギナがマ○コ汁で溢れかえってる。感じてたか美波?」
同じやり取りを霧斗とした記憶。フェラチオだけで濡らしていた私と、それを見て言われた言葉……。