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地下室の被験者
第3章 身体検査
美緒にはこの3分が何時間にも思えた。ヒナさんにお尻の穴を抑えられているので自分では排泄できない。もう美緒は限界であった。
片手の空いてるヒナさんはその手でオマルを準備し、美緒がいつでも排泄できるように準備をしていた。
何時間にも思えた3分がキッチンタイマーの音でやっと終わったことを知らせた。
「はい、頑張ったね。それじゃあ出していいよ。ここのオマルに跨ってね」
と言われ美緒はヒナさんにお尻の穴を抑えながら起き上がりオマルの上に跨った。
「指を離すよ」
と言われた瞬間に部屋中に美緒の排泄音が鳴り響いた。美緒のお尻からは茶色く濁った液体が大量に排泄されている。美緒は目に涙を浮かべながら必死にお腹に力を込めて出している。
「お腹いたいよぉ…」
そんな弱音を吐いていると
「よく頑張ったね。」
とヒナさんがお腹を擦ってくれた。
それから10分ぐらい排泄しているとついに何も出なくなった。
「全部出たかな?」
「もうお腹痛くないです。多分全部出た気がします。」
そう言うとヒナさんは慣れた手つきであっという間に一式を片付けてしまった。
片付けから戻って来たヒナさんの片手には水色の布が見えた。
「今度はこっちの服に着替えてね。下着は着けないよ」
と言われ前空いていて紐で止めるタイプの手術着のようなものを渡された。
この手術着はひざぐらいまでの丈ではあったが下着をつけていないため下半身がスースーして恥ずかしかった。
「桜田先生も診察室に到着したみたいだし、行こうか」
と言われヒナさんについて部屋から出た。
今度は広いフロアの入り口から少し奥の部屋に入った。フロアの1番奥には銀色の扉の上に手術室と書かれた部屋があるのは見えたが、それ以外にもたくさんの部屋があるのが見えた。
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