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メタモルフォーゼ
第1章 羞恥の作品
 マリナは血まみれになった自分の右手をジッと眺めながら、
「これは行けるわ」とぼそっと言った。
 利美は救急車で病院に運ばれ、膣の軽い裂傷と言うことで、病室でゆっくり休んでその夕方には家に帰って来た。
 年配の看護婦さんが、ソッと、
「しばらくしてなかったら、普通サイズでも裂けることがあるから、少しずつならしていくの。いきなり激しくしちゃダメよ」
 まさか女の手を入れたとは言えず、普通の性交渉中に出血したことにしていたのだった。
 痛みはなかったので『メタモルフォーゼ』に出勤し、ちょっと疲れたからと椅子に座らせて貰った。
 マリナが来てカウンターに座った。
 利美は蛇に睨まれた蛙のように表情をこわばらせた。
 一夜を交わした男女のような馴れ馴れしさは微塵もなかった。
 まるで奴隷契約書を交わした主従のように、圧倒的な威圧と、畏怖があるだけだった。
「ママ、基礎体温つけてる?」
「ええ、一応。生理が来るのがわかるから」
「次はいつ?」
「予定だと明日か明後日」
「それであんなに感じてたのね」
 利美は自分が酷く恥じ入るのを感じた。
 濡れていくのが自分でもわかった。
「じゃ、明日、アトリエに来て。展示の用意をするから」
 展示、と聞いて、利美の胸の奥がトクンと鳴った。
「もう一つ、面白いパフォーマンスも思いついたから、その練習も、して貰うわ」
 そう言ってマリナは帰って行った。
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