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第4章 万年ジャージ姿の金髪女

◆自宅の前に咲いていた
そんなある日、昼下がりの自宅のアパートの玄関を出たときに、目の前の植え込みの中に何かが咲いていたのを発見してしまった。
「……なんだ、これは!(驚)」
それはそれは見たこともないほどの、美しい、それはそれは美しい、一輪の花だった。そして、その花は俺の方に不満気な顔をして、こう言った。
「ずっと植え込みの中に居たのに、なんで気づかなかったの?」
何度も手の甲で、目元を擦ってみたが、やはり目の前にその花が咲いている。
「……君の名は?」
「Aよ。ゆ○こりんの友達なの」
俺はそのAという花を、とりあえず大切にしたいとその時、強く思った。
その後、俺はアパートの玄関の前で、Aとずっと談話をしていた。隣のとなりの住人がたまたまそこに帰ってきて居合わせたのだが、何か奇妙な顔をして俺とAの方を見ていた。
談話を30分くらい続けてからだろうか、切りのいい所で俺はAにこう言う。
「Aちゃん、とりあえずそこは寒いだろうから、俺んち入りなよ、な?」
上下、ピューマのジャージ姿でプリンの金髪のAが、俺の自宅アパートの玄関で再びピューマの靴を脱ぎ、狭いリビングにやってくる。とりあえず、お茶かコーヒーでも出してあげなきゃと思った。
「Aちゃん、お茶とコーヒー、どっちがいい?」
「え~、どっちにしようかなぁ~。ぷんぷん」
えっ!?と思った。
「今なんて?」
「……ぷんぷん」
あぁ、ヤバいぞ。これはヤバいの連れて来てしまったなと思った。
そんなある日、昼下がりの自宅のアパートの玄関を出たときに、目の前の植え込みの中に何かが咲いていたのを発見してしまった。
「……なんだ、これは!(驚)」
それはそれは見たこともないほどの、美しい、それはそれは美しい、一輪の花だった。そして、その花は俺の方に不満気な顔をして、こう言った。
「ずっと植え込みの中に居たのに、なんで気づかなかったの?」
何度も手の甲で、目元を擦ってみたが、やはり目の前にその花が咲いている。
「……君の名は?」
「Aよ。ゆ○こりんの友達なの」
俺はそのAという花を、とりあえず大切にしたいとその時、強く思った。
その後、俺はアパートの玄関の前で、Aとずっと談話をしていた。隣のとなりの住人がたまたまそこに帰ってきて居合わせたのだが、何か奇妙な顔をして俺とAの方を見ていた。
談話を30分くらい続けてからだろうか、切りのいい所で俺はAにこう言う。
「Aちゃん、とりあえずそこは寒いだろうから、俺んち入りなよ、な?」
上下、ピューマのジャージ姿でプリンの金髪のAが、俺の自宅アパートの玄関で再びピューマの靴を脱ぎ、狭いリビングにやってくる。とりあえず、お茶かコーヒーでも出してあげなきゃと思った。
「Aちゃん、お茶とコーヒー、どっちがいい?」
「え~、どっちにしようかなぁ~。ぷんぷん」
えっ!?と思った。
「今なんて?」
「……ぷんぷん」
あぁ、ヤバいぞ。これはヤバいの連れて来てしまったなと思った。

