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第4章 万年ジャージ姿の金髪女
「結局、おまえはそういう女(だったん)だよな?」

「……」

「言えよ。どうにか言えよ、なぁ?」

「……」

俺はエプロンの上から、Aの乳房を鷲掴み(わしづかみ)にする。カーテンの網目から差し込む陽射しの中で、ちいさな埃がキラキラと、ユラユラと漂っているのがうっすらと見える。
目の前のAの瞳から目を逸らして、そのまま下半身に顔を埋めてAのその秘密をまさぐる。俺には聞こえない声を聴こうとする繊細さが昔から必要だった。しかし、それに気づいたときには時は遅かった。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

Aが忙しい吐息を立て始める。しかし、俺は至って冷静だ。その後も、執拗にその秘部を愛撫し続けていた。

「ぷんぷんは、もうおやすみしたのか?」

俺はそう尋ねると、苦痛な顔をしてAがこう言う。

「……黙っててよ」

なるほど。やはり男の馬鹿は本当に馬鹿だが、女の馬鹿は本当は馬鹿ではないというのは、どうやら本当らしい。

「初詣は、夜でいいかな?……この君が勿体ないし」

気づくと、俺は服を脱いでいた。アルバイトのBと同じ陸上競技部に所属し、むかしは引き締まっていた身体が、この塾経営の10年のおかげですっかり弛んだものとなっていた。

「はぁ、はぁ、はぁ」

「ふぅ、ふぅ、ふぅ」

目の前のAは想いのほか穏やかな体型ではあったが、乳輪が密滴る桃色をしていた。その後、俺はなんども舌を尖らせて、それをその先で弄びつづける。
その後、午前中一杯、ただただ行為に没していた。
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