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第6章 窓口に現れない寮母さん
 私の父親は有名な資産家で政治家だ。
 他の議員たちと名を競い合う、地元の勇士だった。

 ある日、こんな事件が起きた。
 それは父親が私の姉と二階でセックスしていたというのを母親から聞いてしまったというものだ。
 その時に「この野郎」と父親をボコボコに殴ってやればよかったが、当時のナヨナヨしていた私は呆然とするだけ。
 その後、私は気持ち悪くなって、15で家族の元から離れるために家を出た。
 当時、無力感で新しい学園生活送り続けていたら、仕舞いにはそれが憎悪に変わっていった。
 そして、最近では殺意にまで成長してしまう。

 パン、パン、パン!

 --目の前のCに意識が半分戻ってくる。
 
 そしてCを見つめながら、彼女の首に無意識に手をやっていた。

 「はぁっ、ねぇ、一緒に4のうよ。俺は、はぁ、おまえを56した後、ふぅ、首吊って、はぁはぁ、ジサツする」
 「ぁん、彰くん、あん、ねぇ56して。うぅぅぅ、56してよ!」
 
 勿論、Cは私の事情なんて一切知らない。
 でも、こうやってお互いに4にたい者同士がベッドを共にしているということは紛れもない事実だった。

 「あきら……、は・や・く・5・6・し・て……」   

 更にCの首を強く握り締めていた、同時にCの小さな膣が強く締まる。
 私の勃起した陰茎を離さずに、その下の口で獰猛に咥え続ける。

 「ぅうぅうぅう……!ぅぁっ」

 だが、駄目だった。 
 4ねない、やっぱり4なせてはいけないのだ。
 私は泣いていた、Cは目の前で涎を垂らしてぐったりしている。

 その後一息してから、Cと一緒にスポーツ飲料を飲んだ。
 そして、暗くて狭い別室に入って、二人泣きながらディープ・キスし続ける。
 そんな厭らしいキスをするようになったのは、ここ2週間の話だった。

 「はぁ、ふぅ、ねぇどうして、わたしを、ぬぅ、56して、はぁ、くれなかったの?」
 「……(はぁ、ぬっぷ、ふぅ)」
 「わたしは、はぁ、もう、はんぶん4んでいるような、ぅふっ、ものよ」

 キスを辞めて、私はCの頭を掴む。
 その可愛らしいショート・ヘアーの頭を掴む。
 
 「Cが愛おしい、だからやっぱり俺は56せないんだ」  
 「この意気地なし」

 その結果、この日から何かが私の中で変わってゆくことになったのかも知れない。
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