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続・飼っていたペットに飼われています。
第10章 彼らと私の初収録。①【スイ目線】
「サキちゃ〜ん!」
「長谷川さ〜ん! 今日はよろしくお願いします〜!」
 スタジオに入り、手を広げてサキを待ついけ好かない髭を生やしたジジイの元に、サキは1トーン高い声を出しながら大きく手を振ってかけ寄っていく。
 ほんとコイツ、あのやり手ババアにどんな仕事の取り方教わったんだよ。
「よっ! 今日もHカップが元気に揺れてるね!」
「ありがとうございます! 紹介しますね! うちの所属のDEEP BLUEのメンバーです。左からドラムのYASU、ベース&ボーカルのSUI、リードギターのKOUHEI、サイドギターのRYOです!」
 サキの声に合わせて順に頭を下げていく。
「よろしくお願いします。」
 なにが、ありがとうございますなんだよと思いつつ契約を思い出しながら挨拶をする。
 例え犬契約がなくてもサキが初めて取ってきたテレビ収録の仕事だから、何があっても我慢しようと決めていたし。

 肩に組まれた手が下がってくるのを押さえるように、長谷川の手に自分の手を重ねながら、上目遣いでサキは嬉しそうに話す。
「長谷川さんにご紹介頂いたラジオ番組のレギュラーも来月から無事決まりまして、既に発売された1周目のシングル『H』は歴代3位の売上に到達しそうなんです。本当に全部長谷川さんのおかげです! ありがとうございます!」
「いやいや〜、なんたってサキちゃんの自慢の何カップに賭けて売り出してるバンドだっけ?」
「はいっ! 1周目のシングルと同じ『H 』カップって覚えてください! 今日の収録も頑張りますので期待しててくださいね! それでは楽屋入りさせて頂きますので、失礼しまーす!」
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