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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第9章 盟主的暗躍
(星の回り・・
宿命の星に群がる小さな輝き、協力者に群集がアドルフの輝きを増す理由・・・)
ふと考える‥
ナチ党‥それも指導者信奉者は狂信的な者が多い、それに独国中の国民が見方に付いたら?
「これが輝きの弱い理由‥
アドルフはまだカリスマ性を、完全に発揮出来ていない」
今回の計画がアドルフの転機になるらしい‥
とはいえ宿命の星の輝きになるまで、まだ時間‥そう半年くらいは必要。
「では、その他の動きは??」
世界規模で星を見れば、束の間の小康状態‥
互いに牽制とも言うが、くすぶりがあっても本格的に動こうとしていないらしい。
まだ時は満ちていない?
「違う‥アドルフが引き金を引く‥これが未来‥‥そして幕引きも‥‥」
これが星が示す未来‥
宿命は宿命、その中で私自身がどう遊べるか、それくらいしても構わないでしょう・・
逃れない宿命なら逆に利用してしまえば良い‥
何時の頃から私はそう思い、星の宿命がある者の裏で楽しんで来た。
今回も同じ事、アドルフというカリスマ星を導き裏で操りながら、少々私の好みが入っているだけ‥
だから、賢人すらも邪魔出来ない絡繰り。