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第2章 許せない筈なのに弐

悲しくなかった。

「健一、亜由美。別れよう。お互い、交際相手が間違ってたんだ。響君も私も似た者同士。健一達もでしょ？だから、此処でいがみあうより素直に別れてお互い新しいパートナー同士で付き合っていけば良いと思う。」


私の意見に亜由美が怒り


「何言ってんの。響がこんな事するわけな「俺がしたんだ。亜由美さぁ、縛られたりするの嫌いじゃん。一度しようとしたら軽蔑の目で見てたじゃん。忘れた訳じゃないよね？由香里ちゃんとは相性良いんだよ。亜由美も健一と相性良いだろ？なら此処で由香里ちゃんが言ったようにいがみあうより別れようよ。健一はどう思う？」」