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第42章 甘えん坊の真

専務は、専務室の専務専用の立派な椅子に座って、

今か今かと、彩香を待っていた。

トントン「失礼します。高梨さんが来られました。」

「入りなさい。」

「只今珈琲のお持ちします。」

秘書は下がって行った。

真は、嬉しそうに、彩香を見ていた。

トントン「失礼します。珈琲お持ちしました。」

「そこに置いてくれないか？」

ソファーのローテーブルに置くように言った。

「それでは専務、何かございましたら、

お声をかけて下さい。失礼します。」

「あぁ、ご苦労様。」

秘書が、出ていった。

「彩香？こっちおいで🎵」

彩香は、やっぱり、私用だな？って思った。やれやれ