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第36章 初デート

二人は、彩香の作った朝食を食べて、

一緒に出掛けた。

彩香は、本当は後ろに乗りたかったけど、

『彼女は助手席』って言われそうだし、

真が助手席の扉を開けて待ってくれてたから、

「ありがとう❤️」って言って助手席に乗り込んだ。

真は、上機嫌で運転し、車を走らせた。

少しでも長くドライブしたかったから、

わざと遠くのアウトレットモールに行くことにした。

途中高速のパーキングエリアで、休憩をはさんだ。

「彩香、ここのソフトクリーム旨いんだよ。」

「食べたい。ソフトクリームだぁ～い好き🎵」

「だろ？食べようね🎵彩香、そこに座ってて

俺、買ってくるよ。」

「一緒に行くよ。」

「良いよ❤️席取っといて🎵」

「分かった。待ってる。」