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あんなこんなエロ短編集
第21章 裏のかお

「ああっ…………」
思わず声が漏れてしまった。
やっぱり。
かなり気を落としているーーーーーーー
「………あの。
あなたは…………失礼ですが、
昔から雪途くんを知ってますか?」
冴子は老婆には雪途へ熱い思いがあると判断した。
「ええ!もちろんですとも。
この鞠井(まりい)、
40年前から伊東家に仕えております。
雪途坊ちゃんはそれは可愛いらしく、
聡明で優しい方です」
老婆ーーー鞠井の瞳が輝いた。
ズキンと胸に痛みが走る。
可愛いらしく聡明ーーーーーー
その雪途が乱交パーティーの現場でプレイしていた
と知ったら、
この人は卒倒するだろう。
「最近、変な事はなかったですか?
あ、いえ、単に知りたくてそう尋ねております」
「……………変な事ですか。
…………それならば以前から…………」
鞠井は肩を落としてため息をついた。
「!!何かあったんですね?」
「わたくしから、話して良いかどうか分かりませんが。
先生は熱心な方のようで、
ですからお話します。
くれぐれも旦那様や奥様には口外なさらぬよう…」
「分かりました」
冴子は力強く頷く。
思わず声が漏れてしまった。
やっぱり。
かなり気を落としているーーーーーーー
「………あの。
あなたは…………失礼ですが、
昔から雪途くんを知ってますか?」
冴子は老婆には雪途へ熱い思いがあると判断した。
「ええ!もちろんですとも。
この鞠井(まりい)、
40年前から伊東家に仕えております。
雪途坊ちゃんはそれは可愛いらしく、
聡明で優しい方です」
老婆ーーー鞠井の瞳が輝いた。
ズキンと胸に痛みが走る。
可愛いらしく聡明ーーーーーー
その雪途が乱交パーティーの現場でプレイしていた
と知ったら、
この人は卒倒するだろう。
「最近、変な事はなかったですか?
あ、いえ、単に知りたくてそう尋ねております」
「……………変な事ですか。
…………それならば以前から…………」
鞠井は肩を落としてため息をついた。
「!!何かあったんですね?」
「わたくしから、話して良いかどうか分かりませんが。
先生は熱心な方のようで、
ですからお話します。
くれぐれも旦那様や奥様には口外なさらぬよう…」
「分かりました」
冴子は力強く頷く。

