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あんなこんなエロ短編集
第21章 裏のかお

「なぜ、あんな場所であんな事をしてたの?」
空気をぶち裂くように冴子は尋ねた。
雪途が目を逸らす。
「先生には…………
関係ないよ」
ムッとした。
「関係ない?
よく言ったわね!あなた、私がどんな気持ちで今日来た
と思ってるの!」
思わず怒鳴る。
雪途もムッとした顔になり、
「頼んでないし!
ババアの紅茶飲んで帰れよっ」
「何ですって!
あの紅茶美味しいじゃないの!」
話が逸脱している。
雪途の長い睫毛が、瞬きするたび揺れた。
「先生、違う話になってる」
「……あっ…………
と、とにかくね、あなたを放っておく訳には行かないの」
「………ふーん。
熱心なことで」
(何なの)
冴子はすっかり腹が立ってしまった。
心配で来たのに。
「分かったわよ。
帰りますよ先生はっ。
じゃあね、また学校で!!」
背中を向けドアノブに手を回す。
ふわっと腰に熱が湧いた。
「…………かないで」
「…………雪途く………」
腰に、雪途が抱きついてきた。
「行かないで。
ここにいて」
空気をぶち裂くように冴子は尋ねた。
雪途が目を逸らす。
「先生には…………
関係ないよ」
ムッとした。
「関係ない?
よく言ったわね!あなた、私がどんな気持ちで今日来た
と思ってるの!」
思わず怒鳴る。
雪途もムッとした顔になり、
「頼んでないし!
ババアの紅茶飲んで帰れよっ」
「何ですって!
あの紅茶美味しいじゃないの!」
話が逸脱している。
雪途の長い睫毛が、瞬きするたび揺れた。
「先生、違う話になってる」
「……あっ…………
と、とにかくね、あなたを放っておく訳には行かないの」
「………ふーん。
熱心なことで」
(何なの)
冴子はすっかり腹が立ってしまった。
心配で来たのに。
「分かったわよ。
帰りますよ先生はっ。
じゃあね、また学校で!!」
背中を向けドアノブに手を回す。
ふわっと腰に熱が湧いた。
「…………かないで」
「…………雪途く………」
腰に、雪途が抱きついてきた。
「行かないで。
ここにいて」

