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あんなこんなエロ短編集
第35章 禁断の蜜~先生に貫かれて~
「やはりしづかさんは聡明ですね!


名字が違うのではないかと直ぐに気づく。


私たちはとても似合いじゃないでしょうか??」


拓海社長が勝手に話を進めるなか、


あたしは定まらない頭で


「すみません、用事を思い出したので………


運転手さん止めて下さい」


と言いタクシーを降りた。


拓海社長はあたしが子供ありを受け入れた


と勘違いしたらしく、


「また連絡下さいね!


私からもしますからね!」


と満面の笑みで手を振ってる。


ーーー脚がふらふらする。


なんという偶然。


(室長は知ってるのかな)


と思ったがしょう子は裏表がなく


知っていれば先に言うしそもそも紹介しない


だろう。


「…………確かに顔そっくり……………」


凪の目と拓海社長の目は同じだった。


「あたしって一体………………」


暮れゆく街をとぼとぼ歩いて帰る。


偶然て怖い!!


あたしは今日はもう帰って早めに寝ようと


誓った。


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