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あんなこんなエロ短編集
第35章 禁断の蜜~先生に貫かれて~

ベンツは暮れ始めた道路をすいすい
進んでいく。
ビル群が背後に流れてく。
しづかは凪に同情の気持ちを持って
しまう…………
(辛かったんだわ。凪は……
誰にもSOSを出せなくて、
届かなくって。だからあんなーー)
無機質な瞳を持つ少年に。
(きっとそうーーー)
甘いと自分を戒めつつ、胸が痛む。
(でも………あたしが守りたいのは)
「拓海さん。
大事なコトを話してくれてありがとう。
凪くんのコトもあたしは心から大切よ。
けど今は拓海さんとの時間を楽しみたい
な♪」
しづかは運転中の拓海社長の頬にキス
をした。
「こら~!危ないじゃないか♪♪
困ったしづかだね」
コトバとは裏腹に、
途端に上機嫌になる拓海社長。
「夜景も見たいけど…………
早く拓海さんのカラダに包まれ
たいな♪♪」
(あたしが守りたいのは、
相川先生との恋だけーーーーー)
しづかは確認するように誓う。
(その為には。
凪、あなたを潰すわーーー)
非情にならなければ。
あたしは先生さえいれば何もいらない。
守り抜いてみせるわーーーーー
「そう??
私もだよ。じゃあ景色を見てから……
一緒に寝ようか♪」
弾む拓海社長の声。
ーーー夕闇が押し寄せる空に誓うしづかの
瞳は、強く輝いていた………
進んでいく。
ビル群が背後に流れてく。
しづかは凪に同情の気持ちを持って
しまう…………
(辛かったんだわ。凪は……
誰にもSOSを出せなくて、
届かなくって。だからあんなーー)
無機質な瞳を持つ少年に。
(きっとそうーーー)
甘いと自分を戒めつつ、胸が痛む。
(でも………あたしが守りたいのは)
「拓海さん。
大事なコトを話してくれてありがとう。
凪くんのコトもあたしは心から大切よ。
けど今は拓海さんとの時間を楽しみたい
な♪」
しづかは運転中の拓海社長の頬にキス
をした。
「こら~!危ないじゃないか♪♪
困ったしづかだね」
コトバとは裏腹に、
途端に上機嫌になる拓海社長。
「夜景も見たいけど…………
早く拓海さんのカラダに包まれ
たいな♪♪」
(あたしが守りたいのは、
相川先生との恋だけーーーーー)
しづかは確認するように誓う。
(その為には。
凪、あなたを潰すわーーー)
非情にならなければ。
あたしは先生さえいれば何もいらない。
守り抜いてみせるわーーーーー
「そう??
私もだよ。じゃあ景色を見てから……
一緒に寝ようか♪」
弾む拓海社長の声。
ーーー夕闇が押し寄せる空に誓うしづかの
瞳は、強く輝いていた………

