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後ろ手に手錠されて乳首をイジメられる話
第1章 後ろ手に手錠されて乳首をイジメられる話
安っぽいラブホテルの、安っぽい部屋の、安っぽいソファ。
私は使い古された二人掛け、赤い革張りのソファの真ん中に服を着たまま一人で座り、スーツ姿の男がベッドの脇にある、ラブホテル特有の光るコントロール・パネルで有線放送のチャンネルを選ぶのを待っている。
男はチャンネルを変えると二・三秒ほど聴いてすぐに次のチャンネルへ変えていた。
ロック・ポップス・ジャズ・演歌・・・さまざまな音楽が次々に、天井からぶら下がるBOSE製のスピーカーから流れ、すぐに別の曲へ変えられていく。
三十曲ほど、チャンネルを変えたあと、速いテンポのトランスミュージックが掛ると、男はチャンネルを変えるのをやめ、今度は音量を上げた。
私は使い古された二人掛け、赤い革張りのソファの真ん中に服を着たまま一人で座り、スーツ姿の男がベッドの脇にある、ラブホテル特有の光るコントロール・パネルで有線放送のチャンネルを選ぶのを待っている。
男はチャンネルを変えると二・三秒ほど聴いてすぐに次のチャンネルへ変えていた。
ロック・ポップス・ジャズ・演歌・・・さまざまな音楽が次々に、天井からぶら下がるBOSE製のスピーカーから流れ、すぐに別の曲へ変えられていく。
三十曲ほど、チャンネルを変えたあと、速いテンポのトランスミュージックが掛ると、男はチャンネルを変えるのをやめ、今度は音量を上げた。