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後ろ手に手錠されて乳首をイジメられる話
第1章 後ろ手に手錠されて乳首をイジメられる話
 安っぽいラブホテルの、安っぽい部屋の、安っぽいソファ。
 私は使い古された二人掛け、赤い革張りのソファの真ん中に服を着たまま一人で座り、スーツ姿の男がベッドの脇にある、ラブホテル特有の光るコントロール・パネルで有線放送のチャンネルを選ぶのを待っている。
 男はチャンネルを変えると二・三秒ほど聴いてすぐに次のチャンネルへ変えていた。
 ロック・ポップス・ジャズ・演歌・・・さまざまな音楽が次々に、天井からぶら下がるBOSE制のスピーカーから流れ、すぐに別の曲へ変えられていく。
 三十曲ほど、チャンネルを変えたあと、速いテンポのトランスミュージックが掛ると、男はチャンネルを変えるのをやめ、今度は音量を上げた。
 少しうるさいと思うくらいの音量で、トランスミュージックが部屋の中に流れ、ドン、ドン、ドンという低音が、一定のリズムでなり続ける。
 私はこういった音楽があまり好きではない。が、しばらく聴いていると、その一定のリズムでなり続ける低音が、私の少し緊張で早くなっている心臓の鼓動と、同期しているような、そんな気がしてきた。
 男は、コントロール・パネルから離れ、ホテルに入る前から持っていた、床に置かれたビジネスバックから、おもちゃの手錠を取り出した。その手錠を私の座っているすぐ左側のソファの上に置くと、私の着ているピンクのブラウスのボタンを前かがみになって外し始めた。
 下半身には、決して触らない。それが、男との約束だった。
 男はゆっくりとすべてのボタンを外し、ブラウスを脱がせ、中から現れた薄い黄色に花柄の刺繍をあしらったDカップのブラジャーの背中のホックをはずし、そのまま肩からそっと外した。
 Dカップの胸を晒し、少し恥ずかしい気分になった私は、右手で右の乳房を覆いそっと隠したが、男はその右手を優しくつかむと、先ほど私のすぐ左側に置いた、おもちゃの手錠をそっとその右手首にかけた。そのまま優しく、しかし力強く、私の右手を背中に回させると、背中の後ろで手錠のもう片方を、私の左腕にかけ、私の両腕を背中で拘束した。
 両腕が背中で拘束され、胸を隠すことができない私は、ただ俯いて男の顔を見ないようにするしかなかった。
 緊張と不安から、部屋に流れているトランスミュージックよりもさらに早いテンポで心臓が鼓動している。
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