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穢された愛と正義の魔法少女たちの完全敗北……日記。
第2章 魔法少女……春を売る。
「でも本当は一度ぐらい、したことはあるだろう。
 いくら堅物の魔法少女でも……そういうことに……少しは興味があるんじゃないのか? 
 エッチな漫画とか読んだことあるんだろう」

「エッチなことに興味なんてありません。
 だいたいそんな卑猥なモノ……。
 この世から無くなった方が良いんですよ。
 そういうモノのせいで、起こるんですよ。
 性犯罪とか、性虐待がっ!」

「それは言いがかりだよ。
 エッチな本は性犯罪を誘発させるものじゃない。
 問題があるはそれを読む側の人間で、エッチな本自体には『罪』はないはずだ」

「ほんとうにそうでしょうか? 
 その頭の可笑しい人間に、性犯罪の魅力を説くのは、そういう本でしょう。
 獣に『痴漢は楽しいよ』と教えておいて、そこには責任が無いなって、無責任な話だと思いませんか?」

「だからって、エッチな本を根絶やしにするなって、間違ってるよ」

「もういい加減にしてください。
 そんなじゃ、いつまで経っても……なくらないじゃないですか」

 この様子だと……本当に……男性経験はまったくない上に……オナニー経験もないみたいだな。

 だから……あんなに……恥ずかしがっていたのか? 

 やっぱりアレは……客を喜ばせるための演技ではなかったのか

 年頃の女の子なら、エロに嫌悪するのは当たり前のことなのかもしれないけどぉ……。
 
 これは異常だ。

 
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