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穢された愛と正義の魔法少女たちの完全敗北……日記。
第2章 魔法少女……春を売る。
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「……理由を言え。誰ともそういうことをしたくない理由だ……お金が欲しいんだろう」
万札を10枚ほどチラつかせと……わずかなしゅんじゅんの後。
アリサはゆっくりと話しだした。
「それは私が愛と正義の魔法少女だからです。
いくらお金を積まれても処女を捧げるつもりはありません。
だいたい私は、男の人が大嫌いです。
ガサツで、不潔で、いつものイヤらしい目で見てくる野蛮な連中と、同じ空気すら吸いたくありません」
「じゃあ、『ウリ』なんてやっているんだ。男嫌いくせに……」
「一流のファッションデザイナーになるという夢があるからです。
それとカラダを美しく保つためには……いろいろとお金がかかります。
髪、顔、脇、肌、爪など……女の子は、ケアしないといけない場所が多いんです……。
あと安いからと言って、カラダにあわない『モノ』を使いづづけるとぉ……。
逆に肌を痛める危険もありますからね……。
妥協はできません……」
思春期の女の子って……大変なんだな……。
「ほんとうはこんなことしてくないんだけど……私の家はとても貧乏だから……。
でも夢を夢で終わらせたくなくてぇ……。
それから魔法少女も……辞めたなくてぇ……。
途方に暮れていた時に……メールが届いたからです」
「それは『魔法少女売春計画という出会い系アプリをご存じでしょうか?』と書かれたメールのことか?」
「はい、そうです」
「じゃあ、ウリはこれが初めてなのか」
「はい、これが初めてです」
万札を10枚ほどチラつかせと……わずかなしゅんじゅんの後。
アリサはゆっくりと話しだした。
「それは私が愛と正義の魔法少女だからです。
いくらお金を積まれても処女を捧げるつもりはありません。
だいたい私は、男の人が大嫌いです。
ガサツで、不潔で、いつものイヤらしい目で見てくる野蛮な連中と、同じ空気すら吸いたくありません」
「じゃあ、『ウリ』なんてやっているんだ。男嫌いくせに……」
「一流のファッションデザイナーになるという夢があるからです。
それとカラダを美しく保つためには……いろいろとお金がかかります。
髪、顔、脇、肌、爪など……女の子は、ケアしないといけない場所が多いんです……。
あと安いからと言って、カラダにあわない『モノ』を使いづづけるとぉ……。
逆に肌を痛める危険もありますからね……。
妥協はできません……」
思春期の女の子って……大変なんだな……。
「ほんとうはこんなことしてくないんだけど……私の家はとても貧乏だから……。
でも夢を夢で終わらせたくなくてぇ……。
それから魔法少女も……辞めたなくてぇ……。
途方に暮れていた時に……メールが届いたからです」
「それは『魔法少女売春計画という出会い系アプリをご存じでしょうか?』と書かれたメールのことか?」
「はい、そうです」
「じゃあ、ウリはこれが初めてなのか」
「はい、これが初めてです」
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