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癖の下僕
第1章 0話 市ヶ谷あかり
 黒いブーツに、デニムのショートパンツ、半そでの黒いプリントTシャツを着て、ヴィトンのバッグを肩に下げ、金髪で濃いメイクをした、いかにも今どきのギャル、笹塚ミカが、高級なスーツ身に着け、優しそうな顔をした男に案内された大きな鏡のある部屋で、市ヶ谷あかりはトランスミュージックに合わせ、その場で膝を高く挙げながら足踏みをしていた。
あかりの両手は革製の枷で後ろ手に拘束され、その枷の鎖に縛り付けられたゴム製のベルトが、細い首に嵌められた高さ十センチほどもあるの首輪の後ろにつけられたリング状の金具を通り、頭の上から、鼻に引っ掛けられたフックの金具を後ろへ強く引っ張って、あかりの顔を醜い豚顔に変えていた。
 ゴムのベルトが短いせいで、あかりは背中の両腕を高く挙げていなければ、腕の重さがすべて鼻フックへかかるようになっていた。
 木製の洗濯ばさみで少し大きめの乳首を挟まれ、お尻には、ふさふさの尻尾がぶら下がっている。高さのある首輪のせいで首を動かすことができない為、目だけ動かしを部屋の入口の方を見ている。
 スーツを着た男、新藤和也はその様子を部屋の入口から満足そうに眺めていたが、五分ほどすると、あかりの元へ近づき、指一本で乳首の洗濯ばさみをはじき落した。その痛みで、あかりは鼻を醜く上に釣り上げられたまま顔をしかめ、「んっ」と小さな声を漏らした。
 新藤は部屋の入り口で唖然としているミカに、あかりを紹介した。
「こちらが、豚マゾ奴隷一号だよ。ほら、あいさつしなさい」
優しさのこもった低い声で新藤がそう言うと、あかりは足踏みをしたまま、
「豚マゾ奴隷一号、市ヶ谷あかりです」
と、大きな声で言った。
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