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癖の下僕
第12章 9話 九段下啓
 次の朝、土曜日で大学が休みだった美咲は、お昼過ぎに起きてきた啓に、いつもの可愛らしい声で質問した。
「昨日のレコーディングどうだったの?上手くいった?」
「すごくみんなに褒められたよ。ギター弾いてくれた、優くんなんて、打ち上げで涙まで流してさ」
と嬉しそうに答えると、美咲は
「本当に?よかったね。じゃあ今日は、ご褒美上げなきゃだね」
と言った。
 それを聞いて啓は心を躍らせた。
 
 昼食を済ませ、トイレにこもり、顔を洗い、歯を磨くと、美咲に全裸になって部屋で待つように言われた。
 部屋のベッドに腰掛けて待っていると、高校の制服をきた美咲が、手に棒のようなものと、この間使った、木製のハンブラー、それにおもちゃの手錠を持ってやってきた。
 美咲は啓の貞操帯の鍵を外すと、床に四つん這いになるよう命令した。
 この間と同じように、美咲は睾丸をハンブラーで固定すると、次はベッドにもたれるように命令した 
 言われたとおりベッドに上半身をのせて、睾丸とアナルを晒し待っていると、後ろ手にされ、手錠で拘束された。
 すると美咲はその剥き出しになったお尻に顔を近づけて舌を伸ばし先ほどトイレでうんちをしたばかりの肛門を舐め始めた。
 いくらウォシュレットを使って洗っているとはいえ、肛門を舐められるなんて恥ずかしかった。
「汚いよ、美咲・・・様」
と、啓が言うと美咲は小さな舌で肛門を押し広げ中まで入ってきた。
 初めてアナルを責められて、最初驚いた啓だったが、だんだんと気持ちが良くなってくると、
「ん・・・ん・・・」と声を漏らし始めた。
 すると、美咲は顔を上げ、先ほど部屋から持ってきた、細く先端が少し膨らんだ、シリコンの細い棒を手にした。
 その棒に唾をつけ、表面をぬるぬるにすると、先ほどまで美咲が舐めていた、啓のアナルにそれをゆっくり挿入した。
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