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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第36章 母親からの援助
兄と別れ、その晩はいつもの如く、母親と全裸になり交わった。だが、いつもなら性欲にまかせ、母親の秘壺にいきり勃った肉棒をガンガン突くのだが、兄の事が気になり、集中できない。

母親を正常位で突きまくっていた時、気弱な顔を見せた兄の事が頭から離れなくなり、急に萎えてしまった。

「えっ、どうしたの?まさか中折れ?これじゃ中年のオヤジじゃないの…」

母親はしらけきったのか、全裸のままソファーに寝そべり、タバコに火を点けた、

白い煙がゆらゆらと舞い上がり、まるで揺れ動いているオレの感情みたいな煙だ。

「亮輔、どうしたの今日は?何かあったの?それとも他所で他の女と…?」

母親はベッドに寝そべっていたオレに対し、ジッとオレの顔を見つめていた。

「どうやら他所でヤッてきた感じじゃないわね。何か悩み事でもあるのかな?」

途端に母親は柔和な顔つきになり、オレに寄り添い、張りのある乳房をオレの顔に押し付けるように抱き寄せ、頭を撫でた。

「母親に会わせてもらえないだろうか?」

兄のこの言葉が頭から離れない。

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