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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第68章 破滅
(あのヤロー、よくもオレをこんな目にあわせたな。ここを出たら真っ先にあのくそガキを消さないと)

達也は留置場の中で、どうやって抹殺するか考えていた。

裏稼業の連中に頼もうか、それかオレが直接手にかけるか。

とにかく亮輔だけはすぐに殺さず、ジワリジワリと痛めつけてから止めを刺そう

なぶり殺しにしよう、まずは手足を切断して、目ん玉えぐって耳を削いで、それからそれから…

とにかく亮輔に対する殺意が半端なく、今すぐにでも乗り込んで身柄を拘束してやりたい!

激しい憎悪の中で、達也が弁護士が現れるのを待っていた。

その翌日、沢渡が手配した、例の弁護士が署に行き、身柄の釈放を要求した。

どのような手を使ってでも依頼者の仕事は完璧に遂行する弁護士は、あっという間に達也を保釈させる事が出来た。

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