この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第70章 精神力
これはお世辞でも何でもなく、亮輔はこの数ヵ月で様々な出来事が起こった。
父親が出張先で命を絶たれ、母親の失踪、鴨志田の死、そして達也の無惨な最期…

普通ならば精神が崩壊してもおかしくない。
大人でも、こんなに立て続けに不幸が起こり、天涯孤独の身になれば生きる気力すら失い、自ら命を落とす危険性すらある。

亮輔はそれを受け止め、生活の為に働き、夜は学校に通う。
並外れた精神力じゃなきゃ到底出来ない。

「そんな事はないです…それより先生、鴨志田さんのメールの内容は本当なのですか?」

沢渡には聞きたい事がいっぱいあった。

沢渡は腕を組み、目を閉じながら、亮輔の質問を聞いた。

「残念ながら、その事も真相は解らない。
何せ、その鍵を握っていた二人はこうなってしまったからね」

沢渡は並んである遺骨を見て答えた。

「そうですよね、沢渡さんが解るはずないですよね。先生も兄ももうこの世にいないですから」

「申し訳ない、何分、当の本人達が亡くなった今は、真相は闇の中だから」
/764ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ