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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第74章 同級生 中山凜
毎晩のように風俗に通った。
ソープ ヘルス ピンサロ デリヘル等々。

何人の風俗嬢を相手にして、いくら使ったかさえ解らない程だ。

段々と飽きてきた。
次こそは、と思いながら意気込んで店に入るが、容姿だけで、肝心のテクニックはサッパリという連中ばかりだった。

オレは母親から、どうやったら感じ、どのようにして攻めればイクのか、性感帯は乳首やクリトリスだけではなく、耳たぶやうなじ、背中等、人によって違うという事を教え込まれ、風俗嬢がイッても、オレはイカなかったなんて事も度々あった。

不完全燃焼なまま家に帰り、オナニーするという、何ともやるせない気持ちになるのだが、それでもこの金を使いきりたいが為に夜な夜な風俗へ行く。

そして期待していたテクニックは全く無く、母親との行為を思いだし、気分が高まって射精するという感じだ。

これなら家でオナニーしてた方がよっぽといいと思う程だ。

時には東南アジア系専門のヘルスやデリヘルを利用したが、日本人よりマナーが悪く、サービスも良くない。

やっぱり母親と淫靡な日々を送っていた頃が1番良かった。

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