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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第73章 初体験
オレは堂々と答えた。
しどろもどろになれば怪しまれる。

「そうでしたか。ではこちらへどうぞ」

案外すんなりと入れた。

「何せこういうとこ初めてなもんで、出来るだけ人気のある娘がいいんだけど」

店員に好みを告げた。

「少々お待ち下さい」

店員は写真を数名持ってきた。

「今すぐに可能なのは、このジュリアって娘とあんなという娘です」

オレは写真をよく見た。
ジュリアという娘はスレンダーで、あんなという娘はグラマラスな感じの娘だった。

オレは今まで、母親や鴨志田が豊満な肉体で、その二人しか経験がないが、やっぱりどうしても豊満な肉体のあんなを選んだ。

「ではこちらの部屋でお待ち下さい」

個室に通され、あんなが来るのを待った。

「失礼します」

ガチャっとドアが開き、あんなが現れた。

おい、ちょっと待てよ。全然写真と違うじゃないか!

豊満どころか、豊満すぎてポッチャリじゃないか!

この時点で既にオレの下半身は萎えた。

「お客さん随分若いけど、こういう所は初めて?」

あんなはオレの服を脱がしながら聞いてきた。
よく見ると、目尻にシワがある。

コイツ一体何歳なんだろう。

「まぁ、一応18だけど」

オレは全くヤル気にならなかった。

オレを全裸にして、いきなりフェラをしてきた。

だが、母親や鴨志田がしていたフェラと違い、全く気持ちよくない。

後はシラケきったまま、射精をしないで時間は終了した。

「お兄さん初めてだから緊張したのかな?よくある事なんだけど、次は大丈夫よ」

何が大丈夫なんだ。

帰り際にあんなの名刺をもらったが、店を出て、ビリビリに破いて捨てた。

風俗ってこんなもんか。

母親と毎夜、互いの身体を貪り合っていた頃が懐かしい。

身体の相性も良かった。
オレに色んなテクニックを教えてくれて、オレも母親のテクニックで何度もイカされた。

そういうのを期待していたのだが、あれじゃ無理だ。

ムダな金使っちまったな…
いや、ムダな金をもっと使おう。

こんな調子でオレは昼間は働き、夕方から学校に通い、その帰りは必ず風俗に寄った。

だが、どれもこれもオレの想像していたものとは違って、母親を越えるような風俗嬢はいなかった。

それでも早く金を使いきりたいが為に、毎夜風俗へ行った。
空しい思いをしながらも。
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