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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第92章 同性愛者の素晴らしさとは
オレは言われるがままにバスルームに入り、シャワーを浴びた。

あの人、それほど悪い人には見えない。
ああやって紳士的に対応してくれているし、強引にソッチの方に持っていこうというつもりは無いみたいだ。余裕なのか、ガツガツしていない。

もしかしたら、1週間ここで過ごせそうな気がする。

シャワーで身体中の泡を洗い流し、バスルームを出た。

「わっ!」

目の前に司会者が立っている。

「ほら、ちゃんと身体を拭かないと」

バスタオルを持って、全裸のオレの身体を拭いている。

その瞬間、下半身が生暖かい感触がした。

「…っ!!」

司会者は膝まずいてオレの肉棒を咥えていた。

「…あ、あのちょっと、そのまだ、うっ…」

何故だろう、母親にしてもらってフェラと同じで、ポイントを知り尽くしているかのような攻め方だった。

(き、気持ちいい…風俗でもこんなに気持ちいいフェラしてもらったことないぞ)

一気にオレの肉棒はそそり勃ち、司会者は笑みを浮かべ、激しく口を前後に動かした。

「あぁ、ちょっと…もう出ちゃう…」

お構い無しに司会者はラストスパートをかけてきた。

快感が肉棒に集中し、言葉では表現しがたい程の気持ち良さにオレは思わず司会者の口内にザーメンをぶちまけた。

ここ最近では一番の快感で、かなりの量のザーメンが出たみたいだ。

司会者は口内に発射された全てのザーメンを飲み干した。

「亮輔くん、どうだ?気持ちよかったろう?男だからこそ、攻めるポイントが解るんだ。
これが同性愛者との愛撫だ、覚えておきたまえ」

満足そうな表現をして、司会者はルームサービスで頼んだディナーが置かれたテーブルでシャンパンを飲みながら、優雅な時間を堪能した。

オレはただ、男のフェラでイッてしまった罪悪感と恍惚が入り交じり、全裸のまま立ち尽くしていた。
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