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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第106章 ニューハーフ?

今までは1週間のレンタルだったが、1ヶ月は初めてだ。

どんな人が相手なんだろうか。

「それじゃお先に失礼します」

オレはマンションを出て、どこにも寄らず、余計な物も買わず家に着き、疲れからか、そのまま寝た。

翌日の休みは何もせずただゴロゴロと寝ては起き、また寝ては起きるという事を繰り返し、身体を休めた。

そして約束の日の昼にオーナーの所へ向かった。

「失礼しまーす」

部屋にはオーナーしかいない。
いつもなら瓜田がいるのに。

「亮輔くん、今日から1ヶ月頼んだわよ」

…いつ見ても母親を彷彿とさせる容姿、仕草。

この人、一体何者なんだろうか。

「あれ、瓜田さんは?」

リビングでテレビを観ていたオーナーは、こちらを向き、オレの前に立った。

「瓜田くんなら他の会員を乗せて行ったわ」

…今回は電車で行けって事なのか。

「そうすか。で、どこで待ち合わせするんですか?」

「待ち合わせはここよ」

ここで待ち合わせるのか。

仕方ない、客が来るまで待とう。
どんな人なんだろ。

「今回のレンタルの相手はこの私。1ヶ月ここにいてもらうわよ」

「えっ、ここに?」

「そうよ、今日から私がアナタのお客様。どう、不服かしら?」

この妖艶な笑み、どうしても母親とそっくりで他人とは思えない。

「で、まずは最初に何をすればいいんでしょうか?」

間違いなくセックスの相手だろう。だが、どういったプレイなのか…

「とりあえず裸になってベッドで待っててくれる?」

妖しい目付きでオーナーは裸になれと言ってきたが…

「裸って…全裸ですか?」

「当たり前じゃない、勿論全裸よ。いいからベッドで待っててね」

やっぱりセックスの相手って事だ。

オレはオーナーの部屋で服を脱ぎ、全裸になってベッドで仰向けになった。

「おまたせ」

ガチャっとドアが開いてオーナーが入ってきた。

「…えぇっ!」

オレは驚いた。
オーナーはセクシーな黒のシースルーの下着姿になっていたのだが、視線は股間に釘付けになった。

「えっ、まさか?」

あの股間の膨らみは…

ニューハーフ?

オーナーがニューハーフ?

しばし言葉を失った…
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