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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第121章 頼む、少しだけアパートに住ませてくれ!
おまけに遅刻はしょっちゅうで、ヤル気が全く無かったみたいだ。

人の事言えたもんじゃないが、どうしようもないヤツだ。

いつものように各自販機を回り、お茶やコーヒー、ジュース等を補充して回った。

車の中にある在庫を全て補充する頃には夜の8時を回っていた。

(思った程、楽な仕事じゃないな。オレも辞めようかな…)


あのヤンキーじゃないが、オレも辞め癖がついてしまっている為、こんなに帰りが遅くなるんじゃ、他の仕事にすれば良かったと後悔した。

おまけに思った程、給料は安く、生活は厳しい。

もっと金のいいとこは無いか、そんな事を考え出してるうちに、明日仕事に行きたくないなぁっと思い、いっそ辞めちまおうか、なんて考えがムクムクと頭をもたげてきた。

いや、それだけは避けるべきだ!
今辞めたら、他に行っても同じ事の繰り返しになるだけだ。
…しかし、ヤル気が全く起きない。

ふと、ナツを思い出した。
あの3人の中では1番容姿が良く、指名の数もダントツらしい。
ちなみに真ん中にいた豚のような女は、指名がほとんど無く、ヘルプ専用の役割らしい。
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