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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第122章 表出ろ、コラァ!
やっぱりこのヤンキーに甘い顔するんじゃなかった…

一緒に住んだのはいいが、昼過ぎまで寝ていて仕事を探す気配は一向に無い。

飯代は出すと言いながら、その金でパチンコやスロットをやり出す、勝てばそれなりの豪勢な飯だが、負けると卵かけご飯という、どうしようもないクズだ。

「お前、職探ししてんのかよ!毎日昼過ぎまで寝ていて、ゴロゴロしてるだけじゃねぇか!」

オレも同じようなもんだが、コイツはそれ以上のろくでなしだ。

「まぁ、そういうなよ。すぐに見つかるから大丈夫だって、心配すんなよ」

何なんだ、コイツは。

1週間という約束だが、既に3日が経過している。

この様子じゃ、1週間どころか、2週間、いや1ヶ月、それ以上ここに転がり込むつもりなのだろうか…

「お前、仕事探すってどんな仕事探してんだよ」

昼間の仕事はイヤだ、肉体労働は疲れる、製造業は単調な作業だから飽きるだの、不満ばかり言ってやがる。

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