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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第131章 理性が抑えきれない
「それで?…うん、あぁ成る程ね。今度目の前にアイツ連れてくるからコーラでもビールでもついでにナツのションベンでもぶっかけてやりゃいいんだよ、あ、でもアイツ変態だからションベンだと余計に興奮するかもな、ギャハハハハ!」

人の事、変態扱いしやがって!

「…うん、うん、解った解った。じゃあ、ボトル入れたらオレのボトルも入れさせて?ダーッハッハッハッハ!」

コイツ、オヤジみたいな下ネタ言うのかよ。

「あいよー、じゃまたね、おやすみ~」

何の会話をしたのか解らんけど、ヤンキーは電話を切った。

「ナツのヤツしきりにお前の事ブーブー言ってたぞ!お前、あの女に相当嫌われてるな」

「ふーん、まぁ会わなきゃいいだけの事じゃん。もう、関係ねえよ」

オレは冷静を装ったが、内心は穏やかではなかった。

…やっぱナツに会いたいな。
でも、オレとナツって血が繋がってるって事だよな…

鴨志田の妹だから、オレにとっては叔母さんという事になるのか。

…はぁ、何だかそう考えたら、バカバカしくなってきた。

寝よう。

「おい、寝るからテレビの音低くしてくれよ」

「あぁ、解った解った、んじゃおやすみ~」

オレは寝て忘れよう、そう思い、ベッドに入った。

だが、日に日にナツの事を考え、仕事中も、飯食ってる時も、風呂に入ってる時もナツの顔が浮かんでくる。

もう誰とも恋愛しないと言ったじゃないか、また騙されるぞ!

そう言い聞かせ、無理矢理にでも会いたいという気分を抑えつけていた。

だが、仕事から帰る時、どうしてもこの繁華街を通りたくなった。

ナツに会ったらどうする?シカトするか、それとも…

オレはナツがまた店の前で立って、客引きしてるんじゃないかと淡い期待を抱いた。

だが、ナツの姿は無かった。
そりゃ指名が多いんだから、外で客引きしてるより、店内にいる方が多いに決まってる。

会わなくてホッとしたのか、残念だったのか、複雑な心境だった。

まぁ、いい。この辺りで買い物でもして帰ろう。

オレはコンビニに入り、カップラーメンを手にレジの前で並んでいた。

すると後ろから肩をポンポンと叩かれ、振り返るとナツがいた。

オレは一瞬固まったままだった。

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