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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第133章 やりたいようにやりなさい…
「こっちはな、10代の時に親亡くして葬儀代やら、墓石買うのにどれだけかかったか!
テメーに解るか?解んねえだろ!16,17のガキが親の葬儀やって、墓石建てて、1人で暮らしてきたんだよ!
それがテメーに出来るか?出来ねえだろ!
なぁ、オレがその年に理不尽な事言われて怒鳴られてそれでも仕事して食ってかなきゃなんねえんだよ!
親の財産なんてアニキが全部持ってってこっちには1円も入ってこなかったんだよ!
それでも貯金貯金と言うなら、テメーがやってみろ!出来るか?出来ねえクセに解ったような口利くんじゃねえぞ、おいっ!」

静かな公園でオレの怒声が響き渡った。

ナツはただ驚き、オレの過去にただただ唖然としていた。

「…」

「もういいよ、帰るよ。こんなとこにいたら風邪引くぞ。解ったならもう、オレに構うなよ」

ようやく体調も取り戻し、オレはコンビニで買ったカップラーメンを手にし、公園を出ようとした。

「…待って古賀くん」

「いいから早く帰れよ、風邪引くぞ」

「そのお金私が出すから、だから病院に行って」

「オレは乞食じゃねえんだよ。何が悲しくて女に金出してもらわなきゃなんねえんだよ」

ったく、人を哀れむような目で見るんじゃねえっての。
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