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第139章 生きて一生苦しめ！

オレは喋れば喋る程、どんどん息が荒くなった。
いつからこんなヤワな身体になったんだ？
オレは半狂乱のようにベッドでバタバタともがき苦しんだ。

「ねぇ、亮ちゃん。亮ちゃんがお姉ちゃんの子供だという事は解ったから。だからもう今日はこれぐらいにして少し休もう？」

ナツは泣きながらオレにしがみつくかのようにして、オレを寝かせようとした。

でも、ここで言わなきゃ…
全部喋って楽になりたい。

「じゃ、これだけは伝えとくよ…お前の姉ちゃんは…もうこの世にいない…はぁ、はぁ」

ナツが一瞬固まった。
でも言わなきゃならない。

「ちょっと…それ…何？意味解んないし、死んだってウソつかないでよ！いい加減にしてよ！」

ナツは認めたくない、まだ１度も会った事の無い姉が既にこの世を去っている事実を。

オレはベッドから起き上がり、リビングにあったノート型のパソコンを開いた。

オレは鴨志田の遺言とも言えるあのメールを保存していた。

「ここに全て書いてある…」

オレはナツに鴨志田からのメールの内容を見せた。

ナツは食い入るようにパソコンの画面を見た。

そして声を上げて泣きじゃくった。

「お姉ちゃん…殺された…うゎぁぁぁ～っ！」

オレにとっても１番辛いとこを見せ、ナツには掛ける言葉さえ無い。

ナツは泣いた。泣いて泣きまくった。